歯の学校:桃山台小の3年生児童72人、歯の大切さ学ぶ
千里ニュータウンプラザ(吹田市津雲台1)内にある口腔(こうくう)ケアセンターでこのほど、「歯の学校」が開催され、市立桃山台小学校の3年生72人が歯について学習し、歯科医の仕事を体験した。
同センターは吹田市歯科医師会が運営し、先月3日にオープン。児童らは歯科医の説明を聞いた後、実際の診療台と実習用顔型模型を使って歯科医の仕事に挑戦した。ゴーグルに白衣姿で、電動ブラシで歯の汚れを落としたり、バキュームで水を吸う作業に協力しながら取り組んだ。
また、ゲーム形式の「お口の中を探検」や歯ブラシを使って汚れがたまりやすいところを磨く練習も。松山小夏さんは「虫歯にならないよう歯を大切にしようと思った」と話した。
同センターには歯科衛生士が常駐して相談に応じ、歯や口に関する資料や絵本などがある。「歯の学校」のほか、乳幼児の歯の磨き方などを指導する「赤ちゃんの歯の広場」、障害者の歯科健診、介護家族向け口腔ケア講座、高齢者の口腔ケア相談などを行う。
重冨歯科医院